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ワインの種類

品種名表示ワインの世界

お酒の世界は広く深く、その楽しみ方も様々です。産地で選ぶ人、値段で選ぶ人、食事に合わせて選ぶ人など、お酒選びの基準は人それぞれです。その中で、近年注目を集めているのが、ぶどうの品種を基準に選ぶ方法です。これは「品種表示ワイン」とも呼ばれ、ラベルにぶどうの品種名が大きく書かれているのが特徴です。ヨーロッパの伝統的な産地では、産地名がラベルの中心に書かれていることが多いのですが、品種表示ワインでは、ぶどうの品種名が主役です。この表示方法のおかげで、ワインに詳しくない人でも、ぶどう品種ごとの味わいの特徴を覚えれば、ラベルを見るだけでどんな味がするのか想像しやすくなります。例えば、「力強い渋みと黒い果実の香り」を持つぶどう品種を思い浮かべてみましょう。すぐに特定の品種名が思い浮かぶ方もいるかもしれません。また、反対に「爽やかな柑橘系の香りとふくよかな味わい」を特徴とする品種もあります。品種表示ワインは、ワインをもっと気軽に楽しめるように工夫されていると言えるでしょう。品種表示ワインが多くの人に選ばれるようになった背景には、国際的なぶどう品種の普及があります。世界中で広く栽培されている品種だからこそ、品種名を前面に出すことで、消費者はそのワインの味わいを予測しやすくなるのです。さらに、品種表示ワインは、産地による味わいの違いを楽しむという、新たな楽しみ方も提供してくれます。同じ品種のぶどうでも、育った環境によって香りが変化したり、味が濃くなったり薄くなったりするなど、様々な個性が生まれます。同じ品種名をラベルに持つワインを飲み比べて、産地による微妙な違いを楽しむのも、品種表示ワインならではの奥深さと言えるでしょう。このように、品種表示ワインは、ワインの世界への入り口を広げ、より多くの人々にワインの魅力を伝えてくれる存在なのです。
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躍進するワシントンワインの魅力

アメリカの北西部に位置するワシントン州は、オレゴン州の北、カナダと国境を接しています。ワイン造りにおいては、カリフォルニア州に次いで全米で二番目に多くワインを生産しており、近年、目覚ましい発展を遂げている注目の産地です。ワシントン州の東側と西側では気候が大きく異なり、西側は海の影響で雨が多く穏やかな気候ですが、カスケード山脈によって雨雲が遮られる東側は、乾燥した大陸性気候です。このため、州全体としては多様な気候と土壌が見られますが、特にワイン造りが盛んなのは、東側内陸部の川沿いの地域です。コロンビア川、スネーク川、ヤキマ川といった大きな川が流れるこれらの地域は、乾燥した気候に加え、昼夜の気温差が大きいという特徴があります。日中は太陽の光をたっぷり浴びてブドウは糖度を高め、夜は冷え込むことで酸味がしっかりと保たれます。このような寒暖差が、凝縮した果実味と爽やかな酸味を併せ持つ、バランスの良いワインを生み出す鍵となっています。ワシントン州で造られるワインは、赤ワインではカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーなどが、白ワインではシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランなどが主要な品種です。いずれも、この地域の気候風土を反映した、力強い果実味としっかりとした骨格を持つワインに仕上がります。世界的に評価が高まっているワシントンワインは、その品質の高さから、世界中のワインを愛する人々から熱い視線を注がれています。
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今注目のイギリスワイン:その魅力を探る

イギリスとぶどう酒の歴史は長く、深い繋がりがあります。遠い昔、中世の時代から、イギリスの人々はぶどう酒を愛飲してきました。イギリスで飲まれていたぶどう酒のほとんどは、お隣のフランスやヨーロッパ大陸で作られたものでした。海を渡って運ばれてきたぶどう酒は、イギリスの人々の食卓を彩り、特別な日だけでなく日常的にも楽しまれていました。長い間、イギリスはぶどう酒を飲む国としては知られていましたが、ぶどう酒を作る国としてはあまり知られていませんでした。イギリスの気候はぶどう栽培にはあまり適していないと考えられており、作られるぶどう酒の量も限られていました。ところが、近年、この状況に大きな変化が訪れています。地球全体の気温が上がり、イギリスの気候もぶどう栽培に適するようになってきたのです。かつては難しかった質の高いぶどうの栽培が可能になり、イギリス産のぶどう酒は国内外で注目を集めています。特に、イギリス南部の土地は、フランスの有名なぶどう酒の産地であるシャンパーニュ地方と似た土壌を持っています。この恵まれた土壌のおかげで、イギリス産の泡立つぶどう酒の品質は高く評価され、生産量も大きく伸びています。今では、世界的に有名なぶどう酒のコンクールで賞を受賞するイギリスのぶどう酒も珍しくありません。かつてはぶどう酒の輸入国として知られていたイギリスが、高品質なぶどう酒の産地として世界に名を知られるようになる日も、そう遠くはないかもしれません。