ブドウの品種 幻のワイン、エルプリングの魅力
{古き時代より受け継がれてきたぶどう酒、エルプリングの歴史を探る旅に出かけましょう。その歴史は古代ローマ時代、今から二千年以上も前にまで遡ります。ローマ人がガリアの地(今のフランスあたり)からドイツの地へと持ち込んだと伝えられています。長い歴史の道のりの中で、エルプリングは様々な風土に根を下ろしてきました。熱い陽射しが照りつける場所、凍えるような冷たい風が吹き荒れる場所、乾いた大地、湿った大地、様々な環境に耐え、その土地ならではの個性を身につけながら、たくましく生き抜いてきたのです。現代のドイツにおいても、エルプリングはなくてはならないぶどう酒となっています。その味わいは、長い歳月をかけて積み重ねられてきた歴史そのものです。一口飲めば、二千年の時を超えた物語が口の中に広がります。エルプリングの歴史を紐解くことは、ぶどう酒の歴史を旅することでもあります。古の時代の人々が愛したぶどう酒を想像しながら、その香りと味わいに思いを馳せてみましょう。遠い昔、ローマの人々が味わったであろう風味を、現代の私たちも楽しむことができる、これこそ歴史の奇跡と言えるのではないでしょうか。}
