ブドウ畑 ブランショ:シャブリ最高峰の畑
フランスの銘醸地、ブルゴーニュ地方。その一角を占めるシャブリ地区は、キリリとした酸味とミネラル感が特徴的な白ワインで世界的に名を馳せています。シャブリ地区の中でも特に優れたワインを生み出す畑をグラン・クリュ(特級畑)と呼びますが、全部で七つあるグラン・クリュの中でも、ひときわ異彩を放つのがブランショです。ブランショは、七つのグラン・クリュの最も東に位置しています。他のグラン・クリュが密集しているのに対し、ブランショだけは少し離れた場所に位置しているのです。この孤立した立地こそが、ブランショのワインに独特の個性を与えています。他のグラン・クリュのワインに比べ、より香りが高く、上品な味わいに仕上がることが多いのです。その秘密は、畑の土壌にあります。ブドウの樹の根が深く伸びる底土は粘土石灰質。この土壌には、ブドウの生育に必要なミネラルが豊富に含まれています。そして、地表はごろごろとした石灰岩で覆われています。太陽の光を浴びた石灰岩は、その光を反射し、ブドウの実をじっくりと熟成させます。また、石灰岩質の土壌は水はけも良いため、ブドウの生育に理想的な環境を作り出しているのです。栽培面積は約12.68ヘクタール。他のグラン・クリュと比べても比較的小さな畑です。この限られた面積の中で、丹精込めて育てられたブドウから、シャブリの最高峰と呼ぶにふさわしいワインが生まれています。他のグラン・クリュとは一線を画す、ブランショならではの個性をぜひ味わってみてください。
