カシスリキュール

記事数:(1)

色々な飲み方

祝杯に!華やかキール・ロワイヤルの世界

祝いの席でよく見かけるキール・ロワイヤル。透き通った金色に浮かぶ深い赤紫色、その見た目だけでも華やかで、飲む人の心を掴みます。このお酒は、フランスのブルゴーニュ地方、ディジョンという街のかつての市長、キャノン・フェリックス・キール氏に深く関わっています。時は第二次世界大戦中。ブルゴーニュ地方といえば、良質な白ぶどう酒の産地として知られています。しかし、戦争の影響で、この大切な特産品が足りなくなってしまいました。そこでキール市長は、地元で作られる黒すぐりのお酒、クレーム・ド・カシスを白ぶどう酒の代わりに用いることを思いつきました。これがキールというお酒の始まりです。後に、このキールを進化させたのが、キール・ロワイヤルです。白ぶどう酒の代わりに、発泡性のあるぶどう酒、シャンパンを使うことで、より華やかで洗練されたお酒が誕生しました。シャンパンの泡が立ち上る様子と、クレーム・ド・カシスの深い赤紫色が混ざり合う様は、まさに祝いの席にふさわしい美しさです。今では、お祝い事や特別な日、あるいは、ちょっと贅沢な気分を味わいたい時に、世界中で楽しまれています。乾杯のグラスに注がれたキール・ロワイヤルは、その場を華やかで特別な雰囲気で包み込み、忘れられないひとときを演出してくれるでしょう。