アンフェール・ダルヴィエール

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ワインの種類

炎のワイン、アンフェール・ダルヴィエール

イタリア北西部、雄大なアルプス山脈の峰々に囲まれた場所に、ヴァッレ・ダオスタ州はあります。その州の中でも、ひときわ険しい渓谷にアルヴィエール村は位置しています。この村は、他では味わえない個性豊かな葡萄酒を生み出す土地として、知る人ぞ知る隠れた名産地です。アルヴィエール村の葡萄畑は、険しい斜面に拓かれています。急な傾斜に沿って作られた段々畑は、太陽の光を余すことなく受けることができるため、葡萄は力強く、そして健やかに育ちます。太陽の恵みをいっぱいに浴びた葡萄は、糖度が高く、凝縮した旨みを蓄えます。また、この地域は昼夜の温度差が大きく、アルプス山脈からの冷たい風が吹き下ろすため、葡萄の酸味も美しく保たれます。冷涼な気候と昼夜の寒暖差、そしてアルプスの清らかな風。これらが三位一体となって、アンフェール・ダルヴィエールの独特の風味を形作っているのです。きりっとした酸味と、ふくよかな果実味、そしてどこか懐かしさを感じさせる土の香り。まさに、山の恵みがぎゅっと凝縮された、他に類を見ない葡萄酒と言えるでしょう。一口飲めば、アルプスの雄大な自然と、そこで暮らす人々の情熱が口いっぱいに広がり、まるでアルプスの山々に抱かれているかのような感覚を覚えるでしょう。アンフェール・ダルヴィエールは、まさに山の息吹が詰まった、この土地ならではの葡萄酒なのです。