ブドウの品種 ワイン用ぶどうの世界:多様な品種を探る
お酒のもとになる葡萄の仲間は、実にたくさんの種類があり、世界中で育てられています。その中でも、特にワイン作りに使われる葡萄はヨーロッパ葡萄と呼ばれ、ほとんどがこの仲間です。このヨーロッパ葡萄は、質の高いお酒を生み出すことで知られています。ワイン用の葡萄は、皮の色で大きく二つに分けられます。一つは黒い皮を持つ黒葡萄、もう一つは白い皮を持つ白葡萄です。それぞれが、香りや味わいに違いのあるお酒を生み出します。例えば、黒葡萄のカベルネ・ソーヴィニヨンという種類は、渋みが強く、果実の味が濃いワインになります。また、ピノ・ノワールという種類は、繊細な香りと滑らかな舌触りが特徴です。白葡萄のシャルドネという種類は、様々な作り方で色々な味わいのワインになり、樽で熟成させるとバターのような香りが加わることがあります。リースリングという種類は、華やかな香りとさっぱりとした酸味が魅力です。ワイン用の葡萄は、世界中に1500種類以上もあると言われています。それぞれの葡萄が、土地の気候や土壌、作り手の技術によって、個性あふれる様々なワインを生み出しているのです。たとえば、同じシャルドネという種類でも、育った場所や作り方によって、青りんごのような爽やかな酸味を持つものや、蜂蜜のような甘い香りを持つものなど、全く違う味わいに仕上がります。また、黒葡萄から白ワインを作ることも可能です。シャンパンなどに代表されるように、黒葡萄の果汁を丁寧に絞ることで、透明感のあるワインを作ることができるのです。このように、葡萄の種類や産地、製法によって、ワインの世界は無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。
